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盛岡市には7つの浄水場があり、私たちの生活に必要な「安全で、おいしい水」を送りつづけています。
■あなたの家の水道水は、ここでつくられています。
盛岡・都南地域の水道の水源は、米内川、中津川、雫石川、簗川の4河川。それぞれ一日あたりの浄水能力が、約3万立方メートルクラスの浄水場が稼動しています。玉山の水源は主に地下水を利用しています。各浄水場から、みなさんの家庭へ毎日安全な水をお届けしています。さて、あなたの家庭の水道水は、どこからやってくるのでしょうか。
詳しくは上下水道局水道建設課へ
(電話:019-623-1411 内線6272~6280)
■米内浄水場
1934年(昭和9年)完成の盛岡市最初の浄水場。
1985年(昭和60年)5月には「近代水道百選」に選定されています。
緩速ろ過池をはじめとする緩速系施設は、場内にある水道記念館とともに、1999年(平成11年)に国の有形文化財に登録されています。
毎年4月下旬から5月上旬にかけて、米内浄水場の完成と同時に植栽されたヤエベニシダレヒガンザクラが満開を迎えます。
所在地:盛岡市上米内字中居49
水源:米内川
浄水方法:緩速ろ過・急速ろ過
施設能力:3万2450立方メートル/日
米内浄水場の緩速ろ過の映像はこちらをご覧ください。
動画で見る水道(しゅっぱつ!くらしと水の大冒険)
米内浄水場に行ってみよう~緩速ろ過~
「米内浄水場の挑戦~身近な材料で特許を取得!~」の映像はこちらからご覧ください。
■中屋敷浄水場
1957年(昭和32年)に建設された中屋敷浄水場は、雫石川の表流水を水源としている浄水場。
施設全体が低い位置に建設されたため、浄水場で作った水はポンプ圧を利用していったん高松の池の上にある配水場に送られ、そこから自然流下で給水を行っています。
また、市の西北部にある中堤・青山地区へは、配水場を建設できる高地がないため、浄水場から直接ポンプ圧を利用し給水しています。
所在地:盛岡市中屋敷町9-35
水源:雫石川
浄水方法:急速ろ過
施設能力:1万2280立方メートル/日
■沢田浄水場
1975年(昭和50年)に完成。簗川の表流水を水源としている浄水場です。
盛岡市東南部に自然流下で給水する一方、浄水場から遠方の繋地区には、ポンプ場を経由して給水しており、給水区域の広さは市内最大の浄水場です。
所在地:盛岡市東中野字沢田7
水源:簗川
浄水方法:急速ろ過
施設能力:3万400立方メートル/日
■新庄浄水場
1995年(平成7年)に完成。中津川の表流水を水源としている浄水場です。
場内にある「水と杜の広場」は、盛岡の市街地と周辺の山々、ダム、そして市内を流れる4つの河川を表現した庭園となっており、この庭園に隣接しているゲートボール場とともに、市民の皆さんの憩いの場としても親しまれています。 また、「水と社の広場」は新庄浄水場の建物の外観や植栽の配置が評価され、「手づくり郷土賞」を受賞しています。
所在地:盛岡市加賀野字桜山86
水源:中津川
浄水方法:急速ろ過
施設能力:3万3000立方メートル/日
新庄浄水場の急速ろ過の映像はこちらをご覧ください。
動画で見る水道(しゅっぱつ!くらしと水の大冒険)
新庄浄水場に行ってみよう~急速ろ過~
■生出浄水場
1966年(昭和41年)に完成。岩手山からの良質な地下水を水源とし、浄水場で塩素消毒のみの浄水処理を行っています。
浄水場からの水は自然流下により給水していますが、日戸地区についてはポンプによりいったん配水池に送り、そこから自然流下で給水しています。
所在地:盛岡市下田字仲平5-3
水源:地下水
浄水方法:塩素消毒
施設能力:4295立方メートル/日
■刈屋浄水場
1979年(昭和54年)に完成。生出浄水場と同様に、水源は岩手山からの良質な地下水で、浄水場において塩素消毒のみを行っています。
浄水場からの水は自然流下で、生出・柴沢・松内地区の一部へ給水しています。
所在地:滝沢市後268
水源:地下水
浄水方法:塩素消毒
施設能力:724立方メートル/日
■前田浄水場
1998年(平成10年)に完成。北ノ又沢の良質な表流水を水源としている浄水場です。前田地区へ給水しています。
所在地:盛岡市姫神岳国有林第63林班い1小班
水源:北ノ又沢
浄水方法:急速ろ過
施設能力:98立方メートル/日